5月25日「東京湯島天神祭」のお話

東京上野公園、不忍池近くの湯島天満宮。通称“天神様”は学問の神様として有名です。

天神信仰は、本来、天地自然の万物を「天神・地祇」と分類して、特定の神様をさすものではありませんでしたが、道真公のご神霊を、風神や雷神のように恐れ、祟りと捉えたことから「大自在天神」の神号を与えられ京都、福岡、そして江戸に祀られました。

文京区の湯島には江戸時代から、孔子を祀った聖堂や学問所がありますが、天神様は菅原道真のご神号なので、この地に学問の神様として太宰府から分け御魂を頂き創建されました。

受験シーズンになるとにわかに忙しく、受験生と共に親が熱心に通う光景が何とも温かいです。

いつの時代も、子供の将来を思う気持ちは変わりませんね。

祈願の絵馬もところせましと吊るされています。